サプリメントを使うとき、中には薬との飲み合わせが悪いものもあり、健康や美容のために飲んでいるはずのサプリが逆に薬の効果を半減してしまったり、副作用がでてしまうことがあります。
果たして生酵素サプリなどの酵素には飲み合わせが悪いものや逆に一緒に飲むことで効果的なものはあるのでしょうか?
結論から言ってしまうと、酵素と飲み合わせが悪いものは基本的にありません。ただし、一緒に飲むことでマイナスになってしまう場合もあるので少し注意が必要です。
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生酵素と飲み合わせがよくないケース
冒頭でもお話ししたように、酵素サプリメントや酵素ドリンクなどはあくまでも自然由来の健康食品なので基本的に薬と併用することで悪い影響があるという心配はありません。それどころか、生酵素を飲むことで、薬の副作用が緩和されたというケースまであるのです。
ただ、以下の場合はデメリットもあるので注意が必要です。
ダイエット系のサプリとの併用
ダイエット系のサプリの中には糖質や脂質の吸収を抑える効果があるものがありますが、生酵素とこのダイエットサプリを併用することで、酵素サプリの栄養まで吸収を抑えてしまって効果が半減してしまうこともあるので、ダイエットの場合はどちらか単体を使うようにしましょう。
持病やアレルギーを持っている場合
何か治療中の病気があったり、アレルギー体質の場合は事前に医師に相談しておいたほうがいいでしょう。特に、インスリンを服用している場合は少し慎重になったほうがいい場合もあります。
また、酵素ドリンクの中には、糖分が多く含まれているものもあるので、糖尿病の場合も少し注意が必要となります。
ファスティング中の飲み合わせの注意点
また、これは飲み合わせというよりも、酵素ファスティング中の注意点ですが、体を冷やしたり胃に刺激を与えてしまうカフェインや分解するときに酵素を使ってしまうアルコールなどはできるだけ控えるようにしましょう。
基本的には上記のようなことに気をつけていれば大丈夫ですが、他にもピルを服用する場合に、酵素ドリンク・サプリの中にセイヨウオトギリソウという成分が含まれている場合、ピルの効果が弱まっていまうという可能性も考えられます。
逆に酵素と飲み合わせが良いもの
逆に生酵素との相性がいい食品もあります。腸内の酵素は善玉菌と悪玉菌のバランスのいい環境だとつくられやすくなります。そのため、酵素は乳酸菌と相性がいいとされていて、乳酸菌サプリメントなどとの飲み合わせが効果的です。
また、最近では、生酵素サプリの中にすでに乳酸菌やビフィズス菌が一緒に含まれているものもあり、こういったサプリを活用していくことで効率的に酵素の効果を発揮させることができます。
ただ、乳酸菌を摂りすぎることで便がゆるくなってしまう体質の人もいて、こういった体質の場合は、乳酸菌が配合されたサプリメントにプラスしてヨーグルトなどを食べてしまうと結果的に食べ合わせが悪くなってしまうという可能性も考えられます。
酵素との相性がいいものとして他にも白湯などがあります。
まとめ
以上が生酵素と飲み合わせの良いもの、悪いものとなります。基本的に酵素と飲み合わせが悪い食品や薬はありませんが、持病がある場合やアレルギー体質の場合には医師に相談しておく方が無難です。
また、酵素と相性のいい乳酸菌も一緒に摂ることでさらに酵素の効果を高めていくという摂り方がオススメです。