美容や健康にいいとして人気のある酵素ですが、中には糖分が多いものもあり、血糖値が上がってしまう可能性も考えられます。
血糖値が上がってしまうと血液がドロドロになってしまい、太りやすくなってしまったり、糖尿病の原因にもなってしまいます。
酵素の中でも注目度の高い生酵素は糖尿病に良くないのか?酵素をとることで血糖値を下げることができるか?という疑問についてお答えしていきます。
酵素ドリンクは糖尿病に良くない?
酵素系の商品といっても様々で、中にはかなり糖分が多いものもあり、特に酵素ドリンクにはブドウ糖や人工甘味料が多く添加されているものもあるので、糖尿病にとっては良くないものもあります。
ある研究によると、人工甘味料であるスクラロースを摂ることで腸内環境に影響を与え、血糖値が上昇しやすくなり、インスリンの分泌量も増えるということがわかっています。
なので、酵素商品選びはかなり重要になります。
酵素不足も糖尿病を招く?
食事によって増加した血糖値を下げてくれる働きがあるのがインスリンという物質です。
このインスリンはすい臓のβ細胞でつくられますが、インスリンが分泌されにくくなってしまっている糖尿病患者の人は酵素の働きが弱まっているということがわかっています。
血糖値の上昇を防ぎ、糖尿病を予防するには、インスリンを不足させないことと、インスリンをうまく働かせることが重要なのです。
つまり、血糖値の上昇を抑えるためには、酵素不足を改善することも大切で、その他にも、生酵素を摂ることで、ドロドロの血液をサラサラにしてくれる効果や体内のデトックス効果もあります。
血糖値を下げるためには
生活習慣・食生活
血糖値を下げて糖尿病を防ぐ方法としては有酸素運動が有名です。激しい運動をする必要は無く、ウォーキングなど軽い運動を生活に取り入れることで血中の余分な糖をエネルギーに変換させることができます。
また、甘いものや炭水化物の食べ過ぎはもちろんNGで、野菜から食べるなど食べる順番や食べるスピードなどにも気をつけましょう。
血糖値の急激な上昇を抑えてくれたり、安定化してくれる食べ物としてはオリーブオイルや食物繊維、大豆製品、ナッツ類などがあります。
生酵素を取り入れよう
加熱されていない生酵素を摂取するには、生野菜サラダやフルーツ、発酵食品から摂る必要があります。また、食事の最初に野菜や果物を食べることによって血糖値の上昇を緩やかにすることができます。
手作りの酵素ドリンクをつくるという方法もありますが、この場合は糖質量をきちんと計算したり、毎日つくる必要があるためなかなか大変です。
効率的に加熱されていない生酵素を摂るためには、ドリンクタイプではなく、生酵素サプリを活用することをオススメします。
まとめ
日本は糖尿病の患者が増えてきているとされていて、適切な運動を行ったり、食事を見直すことが大切でが、酵素不足にならないように酵素を外から補うことも忘れないようにしましょう。
酵素商品にも色々あるので、ブドウ糖や人工甘味料が多く使われていないかなど、使う前にまずは中身をチェックしておく必要があります。