貧血に悩む人は多く、特に女性の場合は2人に1人の割合で貧血になっているというデータもあります。
貧血といっても原因はいくつかありますが、貧血のせいで疲れやすい、頭痛、肩こり、などなど様々な症状を引き起こしてしまいます。
貧血改善と言ったら「鉄分」を補うことが大切ですが、それだけでは改善されないこともあり、実は生酵素を摂って酵素不足を解消することも大切なのです。
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酵素と貧血の関係とは?
貧血には様々な原因が考えられますが、主に、血液中のヘモグロビン不足や新陳代謝の低下などが引き金となります。
特に、20~40代の女性や肥満体質の場合は貧血になりやすいとされているので鉄分や生酵素を補うなどの対策が必要です。
新陳代謝を活発に
貧血を改善するには、新陳代謝を活発にして血行を良くすることも大切です。酵素が不足すると、貧血と同時に冷え性やむくみなどのを引き起こすこともあるので、冷え性の場合も同様に生酵素を補うことが大切です。
肥満体質の場合、体全体に血液が送られにくくなり、貧血になりやすいのです。酵素不足を解消することで肥満も貧血も改善できたというケースも少なくありません。
酵素は造血をサポート
血液中のヘモグロビンが不足すると、体中に酸素を十分に運ぶことができなくなるため、筋肉や臓器などが貧血状態となってしまいます。
実は造血の際の化学反応には酵素が関わっていて、その反応の補酵素としての役割がビタミンEとなります。そのため、貧血を改善するためには鉄分だけでなく、酵素やビタミン類も必要となるのです。
貧血を改善するには?
まずは鉄分不足を解消
貧血の中でも鉄分が不足する鉄欠乏症貧血が最も多く、レバーなどに含まれるヘム鉄やほうれん草などの植物性食品に含まれる非ヘム鉄から鉄分を補っていきましょう。
また、この鉄分の吸収率をよくするためには、非ヘム鉄と一緒に良質なたんぱく質とビタミンCを一緒に摂るようにして、逆に鉄分の吸収を妨げるコーヒーなどに含まれるタンニンなどはできるだけ避けるようにしましょう。
鉄分以外に赤血球をつくるときに必要なビタミンB12、タンパク質、葉酸なども補うことが大切で、なかなかバランスのいい食事を摂るのが難しい場合はサプリメントを活用するのがいいでしょう。
ただし、酵素をサポートしてくれる役割がある銅不足が原因の貧血の場合は鉄分を補っても改善されません。
生活習慣での注意点
栄養以外にも生活習慣で気をつけるべき点がいくつかあります。
鉄分の吸収を悪くしてしまわないように睡眠不足にならないようにする、ビタミンB1を消費してしまわないようにお酒は飲みすぎない、血流をよくするために適度な運動をする、といったことも有効です。
生酵素を補う
酵素は野菜や果物から摂ることができますが、加熱してしまうと酵素が壊れてしまうため、効率的に補うには加熱処理されていないものを選ぶ必要があり、同時にビタミン類も摂ることができる生酵素サプリを活用するのがオススメです。
まとめ
貧血を改善するためには鉄分を補うだけでは不十分なことがよくあります。貧血はめまいや立ちくらみ、動悸、息切れ、頭痛など様々なトラブルのもとにもなってしまいます。
普段から酵素を含むバランスのいい食事を心がけて、なかなか改善できない場合は病院を受診しましょう。