日本ではおよそ6組に1組のカップルが不妊症に悩んでいるというデータもあるほど不妊症は多くの人が抱えている問題で、不妊症を改善するための方法はいくつか知られています。
その中の一つに生酵素を活用するという方法があります。酵素はダイエットやアンチエイジングの効果として有名ですが、妊活としてもよく使われています。
もちろん不妊症の原因は複雑で、原因が特定できないものがあったり、男性側に原因があるケースもあるので、すべての不妊を改善することはできませんが、生酵素で不妊が改善される可能性はあり、実際に効果があったという声も存在します。
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酵素が不妊改善に良い理由
女性側の不妊症の原因としては、排卵因子や子宮因子など多岐にわたりますが、酵素が不妊症改善に効果があるということは臨床試験からも明らかとなっています。
そして、酵素が妊活に活用される理由はいくつか考えられます。
血流を良くして冷え性を改善
実は不妊症の要因の一つに冷え性が関係していることがあります。
冷え性の場合、子宮や卵巣の血液の流れも悪くなってしまい、子宮が十分に温められず、卵巣機能が低下してしまったり、子宮内膜が薄くなってしまうことで着床率・妊娠率が下がってしまいます。
生酵素を摂ることで血液循環も改善され、冷え性改善にも効果が期待できるため、妊娠しやすくなるのです。
女性ホルモンの分泌
妊娠するためには、女性ホルモンであるエストロゲンが十分に分泌される必要があります。エストロゲンが分泌されないと卵子が大きく成熟しなかったり、子宮の働きが低下してしまい、不妊の原因となってしまいます。
30歳を超えたあたりから妊娠しにくくなってしまうのは、このエストロゲンが減少してしまうからなんです。
実は酵素が不足するとこの女性ホルモンの分泌が低下してしまうため、生酵素を補ってあげることが大切なのです。
ファスティングで不妊改善
酵素というとダイエットのイメージがあり、ファスティングとして愛用する人もたくさんいますが、ダイエットが妊活にも効果的な場合があります。
その理由としては、
- ファスティングによって卵子に必要なミトコンドリアを活性化してくれる
- 肥満が排卵しにくくなる多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)という症状を引き起こしてしまったり、脂肪細胞が卵子を育ちにくくしてしまう
ということが考えられます。
つまり、減量によって不妊リスクを減少させることができる可能性があるのです。
また、生酵素でファスティングをすることで代謝機能がアップし、細胞レベルでの再生・解毒が活発になることから、健康的な精子をつくることができ、男性側が原因の不妊にも効果が期待できます。
酵素ダイエットをするときの注意点
ファスティングをするときの注意点としては、無理をしすぎないということです。
個人でやるときは、あくまでもプチ断食をすることが大事で、無理をして行ったり、一気に痩せようとすると妊娠に必要な栄養が不足してしまうことで逆効果となってしまうことも考えられます。
ファスティングは2日以内でも十分です。
妊活のための生酵素の選び方
まずは加熱されている酵素ドリンクよりも、非加熱の生酵素サプリを選ぶことをオススメします。
他にも、
- 妊娠した場合に赤ちゃんに悪い影響が出てしまわないために、防腐剤や甘味料、着色料などの添加物が使われていないもの
- セシウムなどの放射性検査を行っているもの
- できるだけ卵子の老化を遅らせるために抗酸化力の高い発酵・熟成されているもの
を選ぶことが妊活中にはオススメです。
これらの条件を満たすサプリメントとしては、「まあるい旬生酵素」というものがあります。「まあるい旬生酵素」は、人工的な添加物が使われておらず、放射能・農薬・毒性試験が実施されていたりと安全性が高く、3年間も自然発酵させた人気のサプリメントです。
まとめ
酵素を補うことで、血流の改善や女性ホルモンの分泌の促進などの効果があったり、ファスティングの効果によって不妊が改善される可能性があり、妊活に合ったサプリメントを活用することが大切です。
ただ、不妊の原因は多岐にわたるため、すべての不妊を改善できるというわけではありません。生酵素を使ってもなかなか改善されないという場合は、婦人科などで検査してもらうことをおすすめします。